通えそうなところをピックアップできたら、訪問するまえに、あらかじめ予約をとっておくほうがよいでしょう。資料などを用意しておいてもらえますし、同じ高校の生徒のことなども調べておいてもらえるかもしれません。また、いきなり訪問して、対応をしてくれる人がいないこともありえますので、アポイントの電話は必要です。そして、そのとき、電話の相手、または会う人の名前を聞き、控えておくとよいでしょう。誰あてに訪問するかが、はっきりします。そして、電話で訪問の予約が取れたら、事前に聞くことを整理しておきましょう。この後のチェックポイントのうち、どこを重点的に聞くかなど、こまかく、メモに整理しておくとよいでしょう。頭のなかで、漠然と、「こんなことを聞こう」と思っていたり、なにも用意せずに訪問しては、肝腎のことを聞きのがすかもしれません。また、相手も意図的に不利なことは言わないかもしれません。そうしたリスクを避けるために、事前準備は必要なのです。
GNPの上昇で70年代以降、一家族の可処分所得が増えて教育への投資額が増加したことも、要因の一つに加えてよいだろう。また高度経済成長期の60年代以降の、企業間及び労働者間の競争の激化も要因の一つといえる。最初の三つは直接的な主な要因(ミクロ的要因)で、後の二つ(可処分所得上昇と労働者間競争)は日本以外の国でも起きうる普遍的要因(マクロ的要因)といえる。ただし、この五、六年の間に、受験のゲームに参加することを最初からあきらめてしまっている中学生がふえた。受験が過熱している階層と、冷めている階層の両方が併存している。成績下位の生徒を中心に、受験のために勉強するという子どもたちが少なくなってきた。以前よりも受験の圧力が低下したため、学力低下の問題がクローズアップされてきたと言ってもよい。話を元に戻そう。高校受験は、きちんと勉強さえすれば、やる量は少なくなったので昔ほど大変でないことが、わかっていただけたと思う。しかし入試問題は、以前より工夫されたものが出題されるので、気をつけなくてはならない。例えば、英語なら、前よりも長文問題の単語数が多くなってきているので、それへの対策はきちんとすべきであろう。
どんな勉強法を試みるにしても、人の影響を受けているという点では同じことです。人の真似は嫌だとか独創性を尊重するという態度や考え方は、言葉としてはりっぱですが、「まなぶ」という言葉の語源が「真似ぶ」だといわれているように、これははっきりいえば愚かしい方法です。勉強では人真似は、効率的で早いうえに既成の知識をレベルアップできるという点できわめて賢い方法なのです。経済学で「不均等発展」という考え方があります。俗な表現をすれば、一番手で苦労するよりも、二番手、三番手のほうが発展が早く有利だということです。たとえば、科学技術の場合も、最新知識をもつ先行者の知識やノウハウを真似して習得し、先行者に追いつくだけでなく、それを土台にして、より優れたものを実現するわけです。この場合の真似は勉強にほかなりません。この方法は、近代科学の発展過程ではどこの国でも行われていました。しかも誰もそれを後ろめたいこととは考えていません。