遺族から弔辞を依頼されたら、よほどの事情がない限り、故人や遺族のために引き受けたいものです。また、特に依頼されなくても、故人への哀惜の言葉をささげたいというときは、早めにその旨を喪家に申し出るようにします。弔辞の内容は、故人の業績や故人との思い出話などを中心に、故人を失った悲しみを述べ、最後に遺族への励ましを忘れないようにします。弔辞は奉書紙か巻紙に、薄墨で筆書きするのが正式とされていますが、現在では、市販の式辞用紙を利用する人も多いようです。いずれにしても、弔辞は朗読したあとに祭壇に供えますが、あとで遺族の手元に残るものですから、まちがいのないように、ていねいに書くようにします。書き終えた弔辞は、さらに奉書紙で上包みして、楷書で「弔辞」と墨書きします。告別式で弔辞を読むときは、上包みを開いて弔辞をとり出し、上包みはポケットなどに入れます。読み終わったら元のようにたたんで、上包みに包みます。弔辞は遺族の元に残るので、もし、文字に自信がなかったらだれかに代筆してもらってもかまいませんが、文章は自分の言葉でつづることがたいせつです。
出された料理をはじめから全部食べるのがムリだと思ったら、食べられる分だけ切り分けておきましょう。くれぐれも、食べ散らかした印象を与えてしまわないように注意してください。そしてコース料理や日本料理のように、コース順にその都度、ひとり分ずつサービスされるメニューなら、テイクアウトしてもかまいません。「申し訳ありませんが、もうお腹がいっぱいです。お肉はテイクアウトしたいのですが」という申し出は、恥ずかしいことではありません。ただし立食パーティーの料理は、二時間ぐらい同じ状態で会場にセッティングされています。温かい料理はずっと湯せんにかけられ、冷たい料理は氷の上にのせられたままです。パーティーが終わる頃には、煮詰まったり、固くなったり、乾燥したり。どちらにしても、テイクアウトはおすすめできません。
「年賀状は虚礼で意味がない」という意見もありますが、たった41円で旧友、遠方の人、普段顔を合わせる機会が少ない人などへ、自分の近況を知らせることができる絶好の社交的なアイテムです。大いに利用しましょう。また、近所や会社で毎日顔を合わせる人は、会って新年のあいさつをしたほうが簡単ということで、年賀状を省略する人がいます。しかし、年賀状をもらう側とすれば、毎日顔を合わせている人からでも年賀状が来ればうれしいものです。知人にはどんどん年賀状を出したいですね。最低限でも、前年に年賀状をもらった人、いつも食事などごちそうになっている先輩、上司、めったに会えない遠方の友人ぐらいには出したいところです。覚えておきましょう。