業界別転職の見つけ方

やりたい仕事ができないことがわかり、「キャリアの上積み」−職業人として成長し、市場価値が高まっている感覚を優先して、厳しい世界ながら短期で成長しやすい外資系コンサル会社へ、年収を下げて転職した。コンサルは年俸制(みなし時間制)で、どんなに働こうが時間とは関係なく、年1回、スキルだけを評価して年俸を改定する、という考え方だった。オフィスはフリーアドレス制で、出社する必要さえない。労働時間は、完全に自己管理だ。

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コンサルはつねに顧客に対して付加価値を生みだすのが仕事なので、土日も頭が休まらない。寝ていても勝手に頭が考えてしまう。仕事のサイクルが3ヵ月程度と短く、確実にその期間で結果をださないといけない。自己裁量とクリエイティビティの余地が大きく、仕事におわりがない。こういう仕事は、時間で管理するのは不可能だな、と実感したものだ。一方、新聞社には存在すらしなかった「研修」が充実しており、どんどん受けた。仕事との相乗効果で、自己成長につながった。これは逆にお金を払ってもよいくらいだと思った。それが今後の職業人生における「稼ぎのタネ」につながる、と確信できたからだ。そして5年後、記者とコンサルというまったく異なるスキルセットを活かして起業し、今にいたる。起業家の多くがそうであるように、私も寝食を惜しんで仕事に打ちこみ、稼いでいる。なにしろ、好きな仕事しかやらなくてよいのだ。今思うと、20代のキャリアは本当に役立った。

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